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第2章 出雲市障がい者計画・第4期出雲市障がい福祉計画を策定しました | 出雲市

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第2章

障がいのある人の現状

障がいのある人の状況

(1)

人口と障がいのある人の状況

本市の人口は、平成26年3月末では,174,505人となっています。

障がい者手帳には3つの種別がありますが、手帳所持者数をみると、身体障がい者手 帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳の各手帳所持者数は年々増加しています。

平成25年度総人口の対平成23年度比が99.74%であるのに対し、障がい者手 帳所持者数は101.84%であることから、手帳所持者数の人口に占める割合は増え ています。

障がい者手帳所持者の構成比をみると、最も多いのは身体障がい者手帳ですが、精神 障がい者保健福祉手帳の割合が伸びてきています。

障がい者手帳所持者の増加とともに、障がいの種別によって、また年齢によって生じ る課題への対応も就労、生活支援、教育、高齢になった場合の介護などと異なります。

また、災害弱者と言われる障がい者の災害時の支援体制の構築も必要とされています。

図表 障がい者手帳所持者の状況

平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 総人口 175,748人 175,441人 174,960人 174,702人 174,505人

対前年比 99.83% 99.73% 99.85% 99.89%

対23年度比 99.85% 99.74%

身体障がい者手帳 8,186人 8,233人 8,298人 8,278人 8,315人 総人口比 4.66% 4.69% 4.74% 4.74% 4.76% 対前年比 100.57% 100.79% 99.76% 100.45%

対23年度比 99.76% 100.20%

療育手帳 1,336人 1,379人 1,429人 1,445人 1,489人

総人口比 0.76% 0.79% 0.82% 0.83% 0.85% 対前年比 103.22% 103.63% 101.12% 103.04%

対23年度比 101.12% 104.20%

精神障がい者保健福祉手帳 868人 920人 949人 1,023人 1,068人

総人口比 0.49% 0.52% 0.54% 0.59% 0.61% 対前年比 105.99% 103.15% 107.80% 104.40%

対23年度比 107.80% 112.54%

障がい者手帳所持者総数 10,390人 10,532人 10,676人 10,746人 10,872人 総人口比 5.91% 6.00% 6.10% 6.15% 6.23% 対前年比 101.37% 101.37% 100.66% 101.17%

対23年度比 100.66% 101.84%

※年度末時点(合併前の旧斐川町の人数を含む)。複数の手帳を所持する場合は重複して計上。

(2)

障がい者手帳所持者の構成比

平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 身体障がい者手帳 78.79% 78.17% 77.73% 77.03% 76.48% 療育手帳 12.86% 13.09% 13.39% 13.45% 13.70% 精神障がい者保健福祉手帳 8.35% 8.74% 8.89% 9.52% 9.82%

13.38%

(3)

(2)身体障がい者の状況

①等級別の身体障がい者手帳所持者数

身体障がい者手帳所持者数は、前年比で見ると微増ですが、5年間で見ると129人 増加しています。他の級に比べて4級が増加傾向にあります。

平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 1級 2,760人 2,779人 2,839人 2,825人 2,831人 2級 1,198人 1,173人 1,156人 1,130人 1,131人 3級 1,180人 1,177人 1,184人 1,199人 1,219人 4級 1,780人 1,857人 1,914人 1,938人 1,967人 5級 576人 558人 531人 521人 494人 6級 692人 689人 674人 665人 673人 合計 8,186人 8,233人 8,298人 8,278人 8,315人 前年比 101.10% 100.57% 100.79% 99.76% 100.45% ※年度末時点(合併前の旧斐川町の人数を含む)。他の手帳も所持する者は重複。

(4)

②年齢別の身体障がい者手帳所持者数

年齢別では65歳以上が7割を超えています。所持者の高齢化にもよりますが、高齢 者になってから手帳を取得する事例も多くあります。

平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度

18歳未満 130人 131人 129人 124人 120人

18歳以上65歳未満 2,033人 2,056人 2,041人 1,941人 1,863人

65歳以上 6,023人 6,046人 6,128人 6,213人 6,332人

合計 8,186人 8,233人 8,298人 8,278人 8,315人

65歳以上割合 73.58% 73.44% 73.85% 75.05% 76.15% ※年度末時点(合併前の旧斐川町の人数を含む)。他の手帳も所持する者は重複。

(5)

(3)知的障がい者の状況

①判定別の療育手帳所持者数

療育手帳所持者数は、全体の障がい者手帳所持者数に比べて、総数は多くはありませ んが増加傾向にあります。5年間の推移ではA(重度)は41人と微増ですが、B(中 軽度)は112人の増となっています。

平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度

A判定 591人 608人 626人 626人 632人

B判定 745人 771人 803人 819人 857人

合計 1,336人 1,379人 1,429人 1,445人 1,489人

前年比 100.15% 103.22% 103.63% 101.12% 103.04%

※年度末時点(合併前の旧斐川町の人数を含む)。他の手帳も所持する者は重複。

(6)

②年齢別の療育手帳所持者数

65歳以上割合は1割強ですが少しずつ増えています。他の手帳と違って、発達期(概 ね18歳まで)に障がいが現れた人が対象であるため、65歳以上になってから初めて 取得する事例は少なく、もともとの所持者の高齢化による増と考えられます。

就学前に取得する事例は少なく、就学や就労上、必要な支援を受けるため学校や関係 機関の紹介により取得する人が多い傾向にあります。成長に伴い、障がいの程度が手帳 の対象とならなくなることもあり、その場合は、発達障がいがあれば、精神障がい者保 健福祉手帳をあらためて申請する人もいます。

平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 18歳未満 239人 249人 246人 225人 241人 18歳以上65歳未満 950人 984人 1,010人 1,043人 1,053人 65歳以上 147人 146人 173人 177人 195人 合計 1,336人 1,379人 1,429人 1,445人 1,489人 65歳以上割合 11.00% 10.59% 12.11% 12.25% 13.10% ※年度末時点(合併前の旧斐川町の人数を含む)。他の手帳も所持する者は重複。

(7)

(4)精神障がい者の状況

①等級別の精神障がい者保健福祉手帳所持者数

精神障がい者保健福祉手帳所持者の総数は他の手帳より少ないですが、他の手帳よ り取得者の伸び率が大きく、特に2級は5年間で138人の増となっています。

就労の際、障がい者枠での雇用のため取得する事例もあり、また高齢者では認知症 による取得もあります。

平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 1級 217人 214人 216人 224人 228人 2級 526人 565人 579人 631人 664人 3級 125人 141人 154人 168人 176人 合計 868人 920人 949人 1,023人 1,068人 前年比 107.69% 105.99% 103.15% 107.80% 104.40% ※年度末時点(合併前の旧斐川町の人数を含む)。他の手帳も所持する者は重複。

(8)

②自立支援医療(精神通院医療)受給者数

自立支援医療(精神通院医療)は何らかの精神疾患により、通院による治療を続け る必要がある人が対象であり、精神障がい者保健福祉手帳より対象となる範囲が広い ため、受給者が多く、増加も5年間で590人の増と、手帳より多くなっています。

平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度

20歳未満 190人 257人 305人 336人 367人

20歳以上65歳未満 2,180人 2,288人 2,373人 2,380人 2,464人

65歳以上 594人 593人 629人 679人 723人

合計 2,964人 3,138人 3,307人 3,395人 3,554人

65歳以上割合 20.04% 18.90% 19.02% 20.00% 20.34%

前年比 107.98% 105.87% 105.39% 102.66% 104.68%

※年度末時点(合併前の旧斐川町の人数を含む)。手帳所持者を含む。

(9)

(5)発達障がい者の状況

発達障がいは発達障害者支援法では、「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性

発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってそ の症状が通常低年齢において発現するもの」と定義されています。

精神障がい者保健福祉手帳所持者、療育手帳所持者の中には発達障がいのある人が含 まれますが、発達障がい単独の手帳制度はないため、本市の発達障がい者の実数を把握 することは難しい状況です。

平成24年2月から3月にかけて文部科学省が実施した調査では、全国の公立小中学 校の通常学級に在籍する児童生徒のうち、発達障がいの可能性のある特別な教育的支援 が必要な児童生徒の割合は6.5%という結果が出ています。

自立支援医療(精神通院医療)の対象には発達障がいが含まれ、低年齢の受給者には 発達障がいの人が多く含まれます。

本市の20歳未満の自立支援医療(精神通院医療)受給者数の推移は下記のとおりで

す。(ただし適応障がい等の他の理由によるものもあり、また、小学校就学前は乳幼児

医療制度による医療費助成があるため、発達障がいによる通院があっても自立支援医療 制度を申請しない人が多く、参考資料となります。)

25年度末該当 年齢人口

25年度人 口比

0∼5歳 0人 0人 0人 0人 0人 7,785人 0.00%

5∼10歳 37人 56人 73人 73人 76人 7,958人 0.96%

10∼15歳 78人 99人 114人 137人 155人 8,561人 1.81%

15∼20歳 75人 102人 118人 126人 136人 8,580人 1.59% 20歳未満

合計

190人 257人 305人 336人 367人 32,884人 1.12%

前年比 135.26% 118.68% 110.16% 109.23% ※年度末時点(合併前の旧斐川町の人数を含む)。手帳所持者を含む。

参考 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度

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(6)高次脳機能障がい者の状況

病気や事故による脳損傷者の中には、麻痺などの目立った後遺症もなく、一見したと ころ病前と同じように見えるのに、家庭生活や社会生活を送るようになって大きな困難 が生じ、一般的な診察だけでは障がいが見逃されやすい人たちが数多くいることがわか ってきました。国では平成16年(2004)に行政的診断基準を設け、高次脳機能障がい

を、「脳損傷の結果、記憶障がいや注意障がい、遂行機能障がい、社会的行動障がいを

持ち、生活障がいがある場合」と定義しました。 高次脳機能障がいの主要症状としては、

・新しいことを記銘、保持し、必要時に引き出すことができない記憶障がい

・注意を向け、持続したり、変換したり、同時に複数のことに注意を向けるなどができ ない注意障がい

・物事を計画しそれを実際に効率的に行うことができない遂行機能障がい

・意欲・発動性の低下、感情コントロールの障がい、対人関係の障がい、固執性、脱抑 制等の症状を呈する社会的行動障がい

等があります。

高次脳機能障がい者数については、平成20年(2008)に東京都で実施された調査に よれば、東京都内の高次脳機能障がい者数は49,508人と推計されました。したが って全国の高次脳機能障がい者数は約50万人となり、島根県内には約1,800人、 出雲圏域には約500人と推計されます。

国の行政的定義がなされたことで、高次脳機能障がい者は精神障がい者保健福祉手帳 の対象となり、福祉的対応も可能になりました。しかし、症状的に軽微に捉えられ、性 格上の問題と考えられてしまうことも多く、サービスの利用につながらなかったり、対 応困難な事例としてあがることも少なくありません。

一方で、高次脳機能障がいは認知面のリハビリ的視点を持った関わりを行うことで、 時間をかけて回復していくことがわかっており、長期的な生活支援や就学・就労支援が 必要となります。

島根県では医療福祉圏域ごとに相談支援拠点が設けられていますが、出雲圏域は特に、 医療と福祉のネットワークが密に敷かれ、入院におけるリハビリだけではなく、精神科 デイケアを活用することで、長期の認知リハビリが可能となっています。さらに支援拠 点を中心に、医療から福祉、就学・就労へと継続した支援が展開されています。

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(7)難病患者の状況(特定疾患)

難病は、昭和47年(1972)に厚生労働省が示した「難病対策要綱」により初めてい わゆる難病の範囲が整理されました。それ以降、対象疾患は徐々に拡大され、現在は、 130疾患が調査研究の対象となっており、そのうち56疾患が医療費公費負担の対象 に指定されています。

出雲市においては、医療費公費負担対象患者は約1,500人で年々増加しています。 また、重症化しやすい神経・筋疾患等の患者数も多いため、福祉サービス等の療養支援 対策が必要となります。

平成26年(2014)5月「難病の患者に対する医療費等に関する法律」が成立し、平 成27年(2015)1月1日施行されましたが、この新しい法律により、「公平かつ安定 的な医療費助成制度の確立」「難病医療に関する調査及び研究の推進」「難病患者の療養 生活環境整備事業の実施」等の対策が講じられます。

また、医療費補助対象疾患も110疾患に増えましたが、最終的には平成27年度中 に約300疾患が対象となる予定です。

出雲圏域特定疾患受給者証所持者数(出典:島根県出雲保健所)

平成26 年9月末現在

疾患群 受給者数 うち重症 重症率

血液系 (突発性血小板減少性紫斑病など) 84 0 0.0%

免疫系 (全身性エリテマトーデスなど) 254 12 4.7%

内分泌系 (下垂体機能低下症など) 63 1 1.6%

代謝系 (アミロイドーシスなど) 8 2 25.0%

神経・筋疾患 (パーキンソン病関連疾患など) 442 78 17.6%

視覚系 (網膜色素変性症など) 31 7 22.6%

循環器系 (突発性拡張型心筋症など) 35 2 5.7%

呼吸器系 (サルコイドーシスなど) 59 4 6.8%

消化器系 (潰瘍性大腸炎など) 336 6 1.8%

皮膚・結合組織疾患 (強皮症など) 39 1 2.6%

骨・関節系 (後縦靭帯骨化症など) 109 9 8.3%

スモン 7 7 100.0%

合計 1467 129 8.8%

平成26 年3 月31 日現在受給者証 1364

平成25 年3 月31 日現在受給者証 1304

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一方、平成25年度(2013)から障害者総合支援法で、難病患者が障がい者の範囲に 加わり、必要と認められた障がい福祉サービスの受給ができるようになりました。新た な 法 律 によ り この 福祉 サ ー ビス 受給 対 象患 者 も 13 0疾 患 から 1 5 1疾 患に 増 えてお り、患者のQOL(※1)の向上のために、療養生活支援を目的とした事業を実施し、地 域における難病患者等の自立と社会参加の促進を図っています。

※1 QOL(クオリティ・オブ・ライフ、quality of life)

「生活の質」「人生の質」「生命の質」などと訳される。生活者の満足感・安定感・幸福感を規 定している諸要因の質。諸要因の一方に生活者自身の意識構造、もう一方に生活の場の諸環境が あると考えられる。この両空間のバランスや調和のある状態を質的に高めて充足した生活を求め ようということ。

(13)

(8)障がい支援区分の認定状況

(単位:人)

平成24年度 平成25年度 平成26年度

区分6 165 169 183

区分5 166 164 167

区分4 203 204 204

区分3 256 273 283

区分2 98 100 105

区分1 20 18 15

計 908 928 957

上記の人数は、障がい支援区分認定審査会で認定を受けた区分を持つ者の人数 平成24、25年度は年度末、平成26年度は10月末日現在

(9)障がい福祉サービス支給決定状況

(単位:人)

平成24年度 平成25年度 平成26年度

居宅介護等 330 353 393

生活介護 495 506 511

自立訓練(機能) 11 5 5

自立支援(生活) 47 47 46

就労移行支援 38 52 51

就労継続支援A型 39 45 45

就労継続支援B型 458 493 508

児童発達支援 77 92 97

放課後等ディサービス 130 184 216

保育所等訪問支援 74 161 200

短期入所支援 249 276 283

療養介護 43 46 48

共同生活援助 180 186 195

施設入所支援 325 313 312

計画相談支援 225 404 895

地域移行支援 10 2 0

地域定着支援 20 49 50

障がい児相談支援 128 258 309

平成24、25年度は年度末、平成26年度は10月末日現在

参照

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